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2015年2月発売の折り畳み自転車DAHON Qixは、なかなかよさそう

      2016/03/23

DAHONから、興味深い折り畳み自転車DAHON Qixが2015年2月に発売になります。

QIX | DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト

20インチ、外装8速、12.2kg。マッドガード、リアキャリアが標準装備でBROMPTONのようです。

dahon_qix-01

縦に折り畳んで転がせるタイプの折り畳み自転車ですね。折り畳んだ後の奥行きは35cmと、BROMPTONの27cmより8cm厚くなっています。特急の座席の膝前に入れるのは難しそう。

Dahon qix 02

公式の動画を見ると、折り畳みと展開は、かなり短時間で済むようです。

価格はAmazonでは、税、送料込みで¥114,696。同じDAHONの、よりBROMPTONに近いDAHON Curlより安価で、オーソドックスな作り。

搭載しているコンポはシマノで、畳んでもドライブトレインは影響を受けないので汎用品の流用で改造しやすいはずです。これもポイント。BROMPTONはチェーンリングとリアスプロケットとの間隔が変わるので、その辺りの改造が難しい。僕は郊外を走るのが好きなので、もし買ったらワイド化して登坂に耐えるようにするでしょうね。

BROMPTONユーザー目線で見ると以下の点が気になりますが、BROMPTONより走行性能は高いレベルにあると予想され、税、送料込みで10万以下なら全然アリな気がします。食指が伸びる人も少なくないんじゃないでしょうか。

  • BROMPTONのように畳んだ状態でバッグを一体化できない
  • サドルバッグ装着時はサドルを下げ切れない
  • チェーンが外側に来るので持ち運びにおいて気を使う
  • 畳んだ状態で転がすと折角のマッドガードが接地してしまい削れる
  • 輪行バッグの選択肢が少なそう

荷物の積載については、BROMPTONでやるバックパックを縦に積載する方法が使えそうですね。一体化できなくとも、背負えるならOKです。

ブロンプトンの脅威の積載能力|ハンサム判治 オフィシャルブログ Powered by Ameba

折り畳んで転がせる車種はBROMPTON、BD-1とその派生車種を除いて走行性能に難があるものが多いですが、DAHON Qixは普通でいいですね。100km前後の長距離ツーリングでもこなせそう。

車重の重い折り畳み自転車、畳めても転がせないと1回畳んでみてそれでおしまいになりがちですが、DAHON Qixは公共交通機関との組み合わせを継続的に楽しめる車種ではないかと思います。

20インチで外装8速、お値段手頃なDAHON Qixは、BROMPTONの値段が上がりつつある今、輪行指向の車種選びにおいて、有力な選択肢になるんじゃないでしょうか。

JR輪行対策で、キャスター露出と、全収納の2モード使い分けられる輪行バッグが出るといいですね。

 - BROMPTON, 自転車