「Pokémon GO Plus」が9月に発売延期!空白を埋めるスマートウォッチアプリが熱い【ポケモン GO】
2016/08/16
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2016/08/16
「Pokémon GO(ポケモン GO)」を動作させているスマートフォンとBluetoothで接続して、プレイ体験を向上させるガジェット「Pokémon GO Plus」。
7月下旬の発売予定と告知されていましたが、発売日の9月への延期が発表されました。
「Pokémon GO(ポケモン GO)」のプレイヤー数が恐らくピークとなる今夏を外すことは、需要の小さくない部分を放棄する結果をもたらすのでしょう。
もくじ
プレイヤーにとっても残念な「Pokémon GO Plus」の発売延期の知らせですが、「Pokémon GO Plus」の発売を待ち切れず、スマートウォッチを活用した「Pokémon GO(ポケモン GO)」対応アプリが登場しています。
発売までの間、こうしたもので補うのも一つの手かもしれません。
スマートウォッチにはPebble、Android Wear、Apple Watchがありますが、現在のところ、そうしたアプリが存在するのはPebble、Android Wearのみのようです。
Androidとの組み合わせで動作するアプリを紹介。Android用の「Pokémon GO(ポケモン GO)」は、動作中にログを吐きます。それを解析する作りのアプリが作られています。
ただし、それを参照するにはrootを取るか、開発コマンドで有効化させる必要があるなどハードルの高いものとなっています。
rootを取ったAndroidとAndroid Wearの組み合わせで動作する「Notifications & More For GO」。
「近くにいるポケモン」に新たにポケモンが追加されたタイミングで通知が飛んできます。
ただし、やや動作が不安定とのことです。
「Pokémon GO(ポケモン GO)」のアプリが吐くログを解析して、Android Wearに通知を送っているとのこと。
こちらもAndroidとAndroid Wearの組み合わせで動作するアプリ。
現在開発中。「Notifications & More For GO」と同じ仕組みで動作するものと思われます。
https://twitter.com/shiitakeo/status/757711047507795973Pebbleにも対応しているのがいいですね。@shiitakeo さんは、「Pokémon GO Plus」相当の機能を持つ独自ガジェットも開発されています。
マイコンとBLEモジュールモジュールを組み合わせて完全に自作しているので、羨むことぐらいしかできることはありません。
非公開APIに自分のアカウントでアクセスする仕組みなので、BANの危険性があります。
次に紹介するのは、Pebble用のWatchApp。これ以外にもありますが、ポケモン探しに有効なアプリを三つ選びました。
Android用ならびにiOS用の公式Pebbleアプリを通してPebbleが「Pokémon GO(ポケモン GO)」のサーバと通信するため、環境を問いません。
「Pokémon GO(ポケモン GO)」を起動しておかなくていいのは元より、「Pokémon GO(ポケモン GO)」がスマートフォンにインストールされていなくても動作します。
自分のアカウントを入力する必要がないので、BANの危険性がほとんどありません。
Pebbleの公式アプリからインストールするだけなので使用が簡単と、ハードルが低いのが特徴。
「PokeFinder」は、自分の位置から一番近いポケモンを表示し、その出現地点を「右」、「左」といった向かうべき方向を指し示してナビゲーションするアプリ。
捕獲可能な確率が表示されるのは目新しいですが、ナビゲーションするポケモンを選べないのがイマイチですね。
「POKEMON GO RADAR(BETA)」は今日登場の出来立てホヤホヤのアプリ。
付近に出現しているポケモンをリスト形式で一覧。そのそれぞれに、以下の要素を表示してくれます。
リストは、上下ボタンでスクロールしていけます。
「PokéVision」を現在地ベースかつコンパクトにした感じのアプリです。かなり本命的な雰囲気が醸されている出来です。初代Pebbleでも動作。
方角アイコンはPebbleを向ける方向を変えると回転して、常にポケモンの方を指してくれますので方向オンチでも安心。
オープンソースなので、今後にも期待がかけられます。
Pebble Time以降の対応ですが、またもや新アプリの登場です。
PoGoPebbleというオープンソースプロジェクトで、WatchApp版の「POKEHUNT」。
そして、WatchFace版の「POKEWATCH」の2種類を内包しています。
自分の所属するチームのロゴを選んで待ち受けに表示でき、時計として機能。
自分の近くにポケモンが出現したら、バイブレーションと共に知らせてくれるというもの。
複数ポケモンが現れても、画面上部にタブのようにして表示でき、上下ボタンでページめくりをしてメイン表示部に表示するポケモンを切り替えできるようですね。
メイン表示部には、以下の3要素が表示できます。
設定画面から、アラートを出す範囲、見える範囲、探すポケモンを限定するフィルターが指定できます。かなり理想的な作りですね。
現状では方角の表示が文字表現ゆえに読み取るのがなかなか困難ですが、ToDoにコンパスのサポートが入っているので、「POKEMON GO RADAR(BETA)」のような方角表示が期待できそうです。初代Pebbleも、そのうち対応されそうです。
ToDoには、重要な項目が並んでいますね。ポケモンのフィルターを、レアリティで一括してセットできるようにしたり、ジムやポケストップに近づいた時にアラートを出す機能の追加が予定されています。
オープンソースプロジェクトなので、自分でも開発に参加できます。
方角表示の関係で、現状では「POKEMON GO RADAR(BETA)」の方が使いやすそうですが、バイブレーションで出現を知らせてくれるのはいいですね。
僕は初代Pebbleしか持っていないので、Pebble Time以降サポートの本アプリを試せていませんが、現時点のベストアプリに見えます。
Pebble用のWatchAppはPebbleとAndroidもしくはiOSデバイスがありさえすれば、すぐに使えるので手軽でいいですね。
ただし、Pebbleにコンパスが搭載されている必要がありますので、非搭載の新型Pebble 2には注意です。
新型のPebble 2とTime 2は9月出荷予定なので、今回の「Pokémon GO Plus」の発売延期を受けて、現行のPebble、Pebble Time、Pebble Time Roundの人気が高まりそうです。
おすすめはカラー表示が可能で、現時点でのPebbleの標準モデルといえるPebble Time。
Pebble Time以降の対応というアプリが少なくなく、初代Pebbleでは使えないものがあるため、Pebble、Pebble Steel世代のものは今から買うべきではありません。
腕時計らしさを求めて円形のPebble Time Roundを好む人が多いようですが、解像度がPebble Timeより低く、電池持ちが悪く、開発しにくいので僕は全く欲しくありません。
今買うならPebble Timeです! Pebble Time Steelという金属製のものもありますが、重いし高い。高級品を求める人は、9月出荷のTime 2を追加で買うべきでしょう。