[iOS]MyScipts単体でTwitterに投稿するスクリプトTweetItでいろいろ捗る
2016/03/16
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2016/03/16
iOS環境で使えるJavaScript開発環境MyScripts。僕しか盛り上がってない気がしますが、そんなことは関係neeeee!
面白いと思えば書くわけです。
MyScripts
カテゴリ: 仕事効率化
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これまではMyScriptsを経由してTwitterに何かしら投稿する場合、openURLでTwitterクライアントを起動していましたが、MyScripts単体でTwitterに投稿できるよう考えてみました。
Scripts for MyScripts |
上記ページから、「えーりん」と「TweetIt」をMyScriptsにインストール。
インストールは基本的には「えーりん」と「TweetIt」をタップすれば済みますが、よく分からなかったらSocialCopyのページを参照してください(続きは[Read More]から)
[iOS]Social IME上の単語をクリップボードにコピーするMyScripts用スクリプトSocialCopy | ひとりぶろぐ |
「TweetIt」は、クリップボードのテキスト、ないしはスクリプト起動時にパラメータとして渡されたテキストをTwitterに投稿するスクリプト。
「えーりん」は、「えーりん」フォーマットのテキストを作って、「TweetIt」にパラメータとして渡しつつ起動するスクリプト。
「TweetIt」を動かすためには、少々の準備が必要です。
もくじ
@whosaysni さんの運営するStewGateというWebサービスがあります。
StewGateは、比較的簡単にTwitterにポストするためのゲートウェイ。
StewGate — Throw your stuff into the stewittering pot |
2010年7月1日まではTwitterは簡単なBasic認証で各種APIが使えましたが、それ以降、少々複雑なOAuth認証を経ないとTwitterのAPIが使えなくなりました。
これにより、事実上Twitterの利用を閉め出された格好になったのが、マイコンです。
昨今のマイコンはネットワークに接続可能なものが増え、センサーから取得した情報をネットワークに流すといった活用が活発に行なわれていますが、OAuth認証を単体でこなすのは、マイコンには荷が重い。
Basic認証時レベルの簡易な認証方法でTwitterを使えるようにする必要に迫られ、登場したのがStewGateです。
@whosaysni さんは、アクセンスの中の人。アクセンスの社長は、今や国内のフィジカルコンピューティング界の動脈を握るといってもいい、スイッチサイエンスの社長でもあります。
TweetItは、moyashiが楽をするために、このStewGateを利用しています。
StewGateの利用のために、StewGateの発行するtokenを取得します。
▼まずは http://stewgate.appspot.com/sg1/ へアクセスして、「認証する」をクリック。
▼Twitterのアカウント、パスワードを入力して「連携アプリを認証」をクリック。
▼認証を済ませ、StewGateに戻ってくると、tokenが生成され、ページ中に埋込まれていますので、それをクリップボードにコピー。
▼MyScriptsに登録した「TweetIt」を編集状態にし、「var token = “あなたのStewGateのtoken”;」とある部分の「あなたのStewGateのtoken」を、今回生成されたtokenで置き換えます。改行コードが入らないように注意してください。
「TweetIt」を保存したら、これで設定は終わり。
▼何か、Twitterに投稿してもいいテキストをクリップボードにコピーします。ここでは「てすとなう」にします。
▼すると、「次の内容でツイートします。よろしいですか?」と問い合わせが入るので、よかったらOKボタンを押します。
▼しばらくの後に、投稿結果を知らせるダイアログが表示されます。OKと出ていればいいでしょう。
▼Twitterクライアントで確認してみると、確かに投稿されていました。
今度は、「えーりん」を使ってみます。「えーりん」は、「TweetIt」を呼び出すスクリプトです。
▼タップして実行。
▼「連呼する内容」と入力を促されるので、入力。「はらへ」として、OKボタンを押す。
▼「次の内容でツイートします。よろしいですか?」と問い合わせが出ます。お、このメッセージは、さっきのTweetItのものですね。OKボタン。
▼やはり、TweetItのときと同じく「投稿結果: OK」というダイアログが出ました。
「えーりん」で投稿内容を整形し、TweetItがTwitterへの投稿を担った、という流れを感じ取ることができたでしょうか。
「えーりん」の中身はこんな感じです。erin関数で「えーりん」フォーマットを組み立てた後、tweet関数でTweetItを起動するためのURLを組み立てています。
JavaScriptで様々なテキスト処理をして、それをTwitterに投稿できるわけですね。
SafariなどのブラウザからブックマークレットでTweetItを起動する場合はこんな感じです。
javascript:var t=document.title;var u=document.location.toString();var c=prompt("コメント:");if(c != null){var m=c+' \"'+t+'\" '+u;document.location="myscripts://run?title=TweetIt&text="+encodeURIComponent(m);}
もっとクイックなツイートを!とお望みなら、「次の内容でツイートします。よろしいですか?」の問い合わせを無くすこともできます。「TweetIt」を編集状態にし、スクリプト中程の、
var doConfirm = true;
これを、
var doConfirm = false;
にすると、問い合わせが無くなり、Twitterへの投稿が、よりクイックになります。
ただし、この状態でTweetItを起動すると、クリップボードのテキストが否応無くTwitterに投稿されてしまいますので注意してください。
これまでは、Twitterクライアントを起動させないとTwitterに投稿できませんでしたが、TweetItを使うとMyScripts単体でTwitterへの投稿ができます。
手順が少なくなりますので、何か活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
以下のページにある半角カナ変換2と合体させると、半角ツイートが捗りそうですね。
Scripts for MyScripts |
MyScripts、マジ神アプリ。
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[iOS]神ツールを作るための神アプリ、MyScriptsがかなり便利 | ひとりぶろぐ |