これで夜道も安心!自転車用高輝度LEDライトBlackburn Scorch 1.0をハイモードで20時間点灯させる装備
2013/06/04
価値ある情報をユーザー視点で発信するブログ
2013/06/04
もくじ
ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
自転車の電装を強化している昨今。
ひとりぶろぐ » iPhone 5を自転車に固定!自転車用スマートフォンホルダーBIKEMATE SLIM3を買ってみた
ひとりぶろぐ » これでナビは安心!自転車に10,000mAhのUSBバッテリーを積載するのにちょうど良かったトップチューブバッグ
10,000mAhのUSBバッテリーを自転車に積載できるようになると可能性が大きく広がります。
USBバッテリーのバックアップでiPhone 5にナビゲーションさせることに電源的不安が無くなった一方、LEDライトは単3電池を使うものだったので、USBで充電できるタイプに交換することにしました。
どうせなら高輝度なLEDライトを、と調べてみると、明るいハイモードだと、持続時間が1時間程度というものが多い。
いかにも短いですが、レビューを読むと高輝度タイプの持続時間では足りず、もう一つLEDライトを付けてバックアップに回している人が多いようです。
USBバッテリーからLEDライトに給電しながら使えたら、1時間の制約を突破できるのではないか。
そう思い、USBから給電しながら使えるライトが無いかTwitterで聞いてみると、らきこい氏がちょうどテストできる状況にあるとのことでした。
@hitoriblog http://t.co/l9hZDAiVW1 これつかってます とても明るいです 今日あたり充電しながらの走行試そうと思ったのですがcheero忘れました
— らきこい (@luckycoinget) May 28, 2013
追って上梓された、らきこい氏のレビューを読み、USBから給電しながら使えることを確認。
自転車通勤のお供 新規加入とメンバー交代 | びば あっぷる
早速、らきこい氏が買ったLEDライトScorch 1.0 (3BB-SCRCH1)を購入。
なかなか格好よいです(続きは[Read More]から)
同梱物は、本体、ブラケット、充電用USBケーブルのみ。
本体とブラケット。ブラケットにはノッチでカチカチいいながら左右に振り向ける機構が付いています。
本体とブラケットは無論取り外し可能です。
本体はこのように片手で握り込むことができる程度の大きさ。CNC加工アルミニウム製カバーで、高級感あり。赤いアルマイトのワンポイントも気が利いています。
本体のブラケットへの取り付けは、本体をブラケットの台座に乗せ、ブラケットのストラップを……。
かけるだけ。ワンタッチで完了します。盗まれたら嫌なので、自転車を離れるときは外しておきましょう。普段使いのLEDライトにもなりますね。
ブラケットは、手で回せる樹脂製のスクリューをねじ込むだけでハンドルパイプに取り付け可能。ドライバーなどの工具は不要です。
充電用USBケーブル。本体のお尻の部分にねじ込むように取り付けるようになっています。
USBケーブルをねじ込むお尻の部分。レンズ交換式カメラのマウント部分のような構造です。中央の半透明の樹脂部分は、スイッチ。ライトのモード切り替えができるほか、このスイッチ自体も緑色や赤色に光ります。充電状況や電池残量のインジケータを兼ねています。
USBケーブルを取り付けた状態。短いケーブルです。充電は、空の状態から2.5時間で完了。
Scorchには、2つのモードがあります。ノーマルモードとバッテリーセーブモード。
ノーマルモードでは、ボタンを押すごとに以下のモードが順番に切り替わっていきます。
ハイモード、ローモードに切り替えるときにボタンを押しっぱなしにすると、バッテリーセーブモードになります。
ローモードより暗く点灯でき、バッテリーの消費を抑えることができます。
市街地などでは、ローモードでも明るいかもしれませんから、バッテリーセーブモードでの点灯も選択肢に入ると思います。
フラッシュモードでも省電力効果はありますが、あまりに閃光が明るく目つぶしみたいになってしまいますw
Scorch 1.0はCREE® XP-G 超高輝度白色LEDを採用。光量は180ルーメン。
ハイモードは180ルーメンということで、非常に明るい。
持続時間は、ハイモードで1.1時間。ローモードで2.5時間。フラッシュで5時間。バッテリーセーブモードの持続時間は記載がありませんが、ローモードとの輝度差から3時間〜4時間は持ちそうです。
左がScorch 1.0。右がこれまで使っていたブリヂストンの名も無きLEDライトですが、その明るさの差は歴然としています。
投光パターンは円錐状で、おおよそMAG LIGHTを使っているのと変わらない感じです。
実際にハンドルに取り付けてみました。
本体にUSBケーブルを接続し、ケーブルはトップチューブバッグ内のUSBバッテリーに接続。
今回USBバッテリーは、cheero Power Plus 2を使用。USBケーブルが短いですが、何とか足りました。
実は、こうした使い方はマニュアルでは、ライトを正確に機能させるのを阻害し、また危険だとされています。
本ライトに搭載されているバッテリーは充電式リチウムバッテリーなので、給電しながらの使用は充電サイクルを浪費することになりそうです。
また、PCのUSBポートからの充電でない場合は、規格で決まっている500mA以上の大きな電流が流れる可能性があるから危険が指摘されているのでしょう。
進んでやらないにしても、必要に迫られたら、僕はこうした危険を受け入れて使うつもりです。
上記のようなこともあるので、cheero Power Plus 2を使ったときに流れる電流量を計測してみました。
バッテリーへの充電が済んだ状態と、充電中で流れる電流が変わるので、2パターン計測しました。
cheero Power Plus 2の1A、2.1AどちらのUSBポートでも流れる電流量は変わりませんでした。
USBの規格である500mA以上は流れないように出来ているようですね。
なお、cheero Power Plus 2はScorch 1.0の充電完了をきちんと認識し、給電をストップしました。
この事実をもって、大きな危険は無さそうだと判断し、リスクを受け入れることにしました。
以前、定番のUSBバッテリーの容量ベンチマークをやりました。
ひとりぶろぐ » 新機種の実力をガチで探る!cheero Power Plus 2のベンチマークテストを実施
結果、cheero Power Plus 2の容量は8,520mAhとなりました。放電回数2回目のときに計測したので、今ならもっと容量は増えていそうです。
カタログスペックの10,400mAhは3.6Vのセルの合計容量なので、5Vに昇圧した段階での容量は減って当然です。
容量8,520mAhのcheero Power Plus 2でScorch 1.0をハイモードで点灯させたとすると、420mA流れるものとして、おおよそ20時間持つ計算になります。十分な持続時間といえるでしょう! 高輝度なLEDライトScorch 1.0を制約無く使うことができます。USBバッテリーって素晴らしい!