ひとりぶろぐ

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Amazonで人気のAnkerの最小USBバッテリに注目

10,000mAhを超える大容量のUSBバッテリが好きで、鈍器のようなUSBバッテリばっかり買っています。

力こそパワー!!

大容量バッテリは使い切ることがほぼありえず、大船に乗った気持ちでいられるのがいいのですが、その容量に伴って大きく重い。持ち歩きにはバッグが必須です。

最近手ぶらで出かけることが多いので、小型のバッテリを物色。

白羽の矢を立てたのが、Anker Astro Mini。

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ちょっと目を引く、円筒形のスティック型USBバッテリ。

この小ささの割に、3,000mAhと、そこそこ容量があります。3,000mAhは、iPhoneフル充電1回とちょっとに相当。3,000mAhの18650が1本入っているんでしょうね。

重量約80gで、iPhoneなどのスマートフォンより軽い。これなら、気軽に持ち歩けます。

外装のアルミは梨地仕上げで、サラっとした手触りが気持ちいい。

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商品名 Anker Astro Mini 3,000mAh モバイルバッテリ PowerIQ搭載
容量 3,000mAh
入力電圧 DC 5V / 0.8A
入力ポート microUSB
出力電圧 DC 5V / 1A(最小50mA)
出力ポート USB
サイズ 8.9 x 2.3 x 2.3cm
重さ 約80g
繰り返し使用回数 500回以上
商品セット内容 バッテリ本体、入出力兼用USBケーブル、トラベルポーチ、日本語取扱説明書
保証期間 18カ月

現行型はAnker Astro Miniの第三世代

Anker Astro Miniの名を冠した製品としては、現行型は第三世代。

現行型は、USB端子から充電対象の機器への供給電流を自動的に調整するPowerIQが搭載されているのが特徴。

おおよその発売時期 世代 特徴
2013年3月 第一 容量2,600mAh
2013年7月 第二 容量3,000mAh
2013年12月 第三 容量3,000mAh PowerIQ搭載

わりと短期サイクルで改良を重ねてきているんですね。(続きは[Read More]から)

使い勝手

オートパワーオフ付き

Anker Astro Miniには、小さいながら上位機種同様、オートパワーオフが実装されています。

電源スイッチを押すと、電源がオンに。充電対象の機器を外せば、あるいは、充電が終わって、流れる電流が小さくなれば、一定時間で電源が切れます。

閾値が50mAとなっているようで、消費電流が50mAより小さい場合は、機器をつないでいてもオートパワーオフが働いてしまうようですね。

50mAというと、普通のLED2個分ぐらいの消費電流。普通は、この閾値に引っかかることを気にする必要はありません。


Anker Astro Miniへの入力電流は0.8A

microUSB端子に給電すると、Anker Astro Miniへの充電が開始されます。充電進行中はLEDがオレンジに光ります。充電が終わるとLEDが消えます。

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入力電流は0.8Aと、今時のUSBバッテリとしては充電スピードが遅い方です。

2AのACアダプタを接続するとどのぐらい電流が流れるか、USB電流計を挟んで計測。

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約770mAhでした。

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残量や充電進行度が分からないLEDインジケーター

各種インジケーターの役割を果たすLEDは一つ。

前述の通り、Anker Astro Miniへの充電時はオレンジ色に光ります。電源スイッチを入れると、一定時間LEDが緑色に光り、電源が入ったことを知らせます。

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LEDが一つなので、上位機種のように、LEDの光る個数で残量を知ることや、Anker Astro Miniへの充電中、その進行度を知ることができません。

ここは、やや不便と感じる点。

Anker Astro Miniへの充電時間を計測

2AのACアダプタで、残量を使い果たした状態から満充電まで、どれぐらいの時間で終わらせられるか計測してみました。

5時間8分(308分)でした。

カタログスペックでは4時間〜5時間ということなので公称通り。

Anker Astro Miniへの充電時に、あまり大電流が流せない代わりに、容量が3,000mAhと小さいことから、それなりの時間で満充電できる感じですね。

充電容量を計測

続いて、USB端子から充電対象機器にどれだけ電流を送り出せるか計測。

Anker Astro Miniには3,000mAhのリチウムイオン充電池が搭載されていますが、充電池そのものからの出力電圧は3.6V〜3.7Vで、それをUSB端子から出力する際、5Vに昇圧します。

電圧変換の効率は100%ではないので、USB端子から送り出せる電流は、必ず3,000mAhより目減りします。それがどのぐらいかを知るための計測です。

結果は2,400mAhでした。80%の効率ということになります。これは、USBバッテリとしてはなかなか優秀な部類。

ライバルcheeroのUSBバッテリの効率も大体80%なので、それらと比肩する性能ということになりますね。

充電対象機器への供給可能電流

充電対象機器への供給可能電流はどれほどか?

カタログスペックでは、最大1Aということです。Apple純正のLightningケーブルを使ってiPhone 5sに充電。USB電流計で計測したところ、流れた電流は約740mAでした。

iPhoneは、充電進行度に応じて流す電流を制御するので、あまり参考にはならないかもしれないですが。

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フル点灯時、1.7Aほど食う爆光中華ライトを動かしてみました。

ひとりぶろぐ » USBバッテリで1200ルーメン5時間点灯、夜間自転車走行が快適!CREE XML-T6搭載USBタイプLEDライト

カタログスペックの1Aを超える、1.2Aをマークしましたが、本来の1.7Aには届かず。

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一方で、電圧降下が認められました。3.5Vと、結構下がっています。1Aを超える電流が流れるケースでは、電圧降下が生じるのですね。

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直挿し型LEDライトと組み合わせて使う

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最近、USBバッテリに直接挿すタイプのLEDライトが販売されています。

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ひとりぶろぐ » USBバッテリを電源にして点灯するLEDライト「3W LED USBスポットライト」を自転車に搭載してみた

直挿し型LEDライトをAnker Astro Miniに挿すと、まるでフラッシュライト! これをやるために、シルバーを選んだのでした。

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こういう使い方もいいですね。さらに、自転車に取り付けてみましたが、振動でLEDライトが徐々にUSB端子からスッポ抜けてきてしまい、残念ながら実用的ではありませんでした。

複数買い時値引きがあるのでプレゼント、景品にもいい感じ

Anker Astro Mini、とりたてて煽るような長所も短所もないので、このまま静かにエントリを終わりにしますが、2014年6月現在の1,500円という値段だったらお値打ちですね。

外装のアルミの質感がよく、値段の割に高級感があるので、プレゼントや景品にもよさそうです。2014年6月時点では、Anker Directから当製品を2個以上買い、クーポンコードを入力すると、それぞれ10%引きになるというキャンペーンがあるのも好都合。「キャンペーンおよび追加情報」の項目に、クーポンコードほか詳しいことが書いてあります。

これまで10,000mAh超の大容量バッテリしか眼中にありませんでしたが、こういう小型のバッテリも、なかなかいいものですね。

ひとりぶろぐ » 小さくて紛失が怖いLightning − Micro USBアダプタ、激安パチもんの大量買いで楽になれた

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