AnkerからMFi認証 Lightningケーブルが登場、発売記念特別価格で999円
2016/05/24
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2016/05/24
もくじ
USBバッテリ、USB充電器、Bluetoothキーボード、USBハブ、ソーラーチャージャー、カーチャージャーなど、スマートフォン、タブレット関係の周辺機器を多種展開するAnker社。その品質の高さと低価格から、Amazonで非常に高評価を得る同社製品群。
その評価の高さたるや伝説的。
同ジャンルで覇を競うcheeroとで2大ブランドを成しています。このブランド間の競争で、我々スマートデバイスユーザーは、どれだけの恩恵を得ているか分かりません。
そのAnkerから、ついにMFi認証のLightningケーブル、「Anker(R) Apple認証 (Made for iPhone取得) iPhone 5 / 5c / 5s用 ライトニングUSBケーブル」が登場しました。
Ankerお得意の18カ月保証、そして「耐久性、柔軟性を備えた」コードというのがうれしいですね。なにせ、Apple純正のLightningケーブルは根元のところで断線してしまうので……。
@sei_n さんからX線写真をご提供いただきました。コアの部分はApple製と同じですね。樹脂部分の厚みの違いがよく分かります。
Anker社のApple MFi認証ライトニングUSBケーブルと本家のコネクタ内部構造を並べて観察してみた。
— Sei (@sei_n) July 31, 2014
左がApple純正、右Anker。きちっと部品が詰まっててナイス〜http://t.co/wd2qCZMaPo pic.twitter.com/B52WQtE973
MFi認証を取得したLightning端子付きの製品としては、Anker iPhone5/5s 対応 MFI認証 モバイルバッテリケース 2400mAhがありましたが、意外にもLightningケーブルはなかったのです。
販売価格は、発売記念特価999円(個数限定)。例によって、徐々に値段が上がっていく感じなのでしょうね。
Anker社のご厚意でサンプルのご提供をいただきましたので、早速レビューします。(続きは[Read More]から)
手持ちのLightningケーブルを並べてみると、ややAnker製が大きいことが分かります。Apple純正とHanyeTech製は、サイズや形状が酷似。
やや大きいといっても、Lightningコネクタ周辺まで回り込んできている手持ちのPGA iPhone5S 2013model TPUバンパー クリア PG-IP5STP06CLでも大丈夫でした。
USB側も、Anker製はApple純正、HanyeTech製より大きくなっています。
手持ちのUSBバッテリの中でUSB端子の間隔が一番狭い、cheero Energy Plusで大きめのUSBケーブルを使ってみましたが、干渉が問題になるほどではありません。
バッテリ残量を30%まで減らしたiPhone 5sに「Anker(R) Apple認証 (Made for iPhone取得) iPhone 5 / 5c / 5s用 ライトニングUSBケーブル」を使ってUSBバッテリを接続したときに、電流がどれぐらい流れるか、USB電流計を使って計測してみました。
電流の多寡で、充電のスピードが左右されます。もちろん、流れる電流が多い方が充電が早く終わります。
USBバッテリは、PowerIQ搭載のAnker Astro3を使用。3ポート、合計4Aまで供給できるニクイやつ。
まずは、リファレンスということでApple純正Lightningケーブルでテスト。
960mA流れました。
続いて、Apple純正Dockケーブルと、Apple Lightning – 30ピンアダプタという、こちらもApple純正の組み合わせ。
これも960mA流れました。
続いて、200円前後で買える、HanyeTech製のパチもんのLightningケーブルでテスト。
890mAhと、パチもんゆえに流れる電流はApple純正のケーブルより少なくなりました。
形はApple純正に似ていても、パチもんゆえのディスアドバンテージを抱えているわけです。
さて、お待ちかねAnker製でテストです。
さすがにAppleお墨付きのMFi認証を得ているだけあって、960mA〜950mAと、Apple純正ケーブル同様の電流が流れています。
Anker社に、Lightningケーブルに不具合が生じた場合を想定し、サポート手順について質問してみました。規定については以下に説明があります。
ここにサポートを受けるためのフォームがあります。ただし、Lightningケーブルが該当するカテゴリが現状ないので、電話ないしは窓口のアドレスにメールをして対応を依頼することになります。
Anker | RMA
Lightningケーブルの不具合品など修理の余地もないと思いますが、返送が必要なのは、Anker社で不具合品の状態を確認し、品質の改善の役に立たせるためだそうです。
これは、Lightningケーブルのみならず、ほかの製品にも適用されるサポート手順だということです。
保証期間なら、不具合品対応依頼の連絡をすれば、すぐ代替品が到着するのは面倒がなくていいですね。
代替品を使用してなお不具合が再発した2回目以降の不具合対応の場合は、代替品の発送は、返送した不具合品の症状を分析しての対応となるため、即発送にはならないということです。
Apple純正のLightningケーブルが続々断線して、トラウマになっている人は少なくないかと思います。
僕も1本ダメにしました。何と、奥武蔵の山中で断線するという、とびきりのシチュエーションで。こんなこともあろうかと予備を持っていたので事なきを得ましたが、ナビなしで走るハメになるところでした。
今回写真で登場しているApple純正Lightningケーブルも見れば分かるように、Lightningコネクタの根元で断線が進行しています。
こんなことがあるのでApple純正のLightningケーブルにはもうこりごり。
上記のような期待値の高いAnker(R) Apple認証 (Made for iPhone取得) iPhone 5 / 5c / 5s用 ライトニングUSBケーブルには、選択の価値があるのではないかと思います。
先行して発売されているamazon.comでは、高評価を得ていますね。