[JB]NCRainRadar8 − Yahoo! JAPANの雨雲ズームレーダーをiOS 8の通知センターに表示する
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もくじ
通知センターから雨雲の様子を素早く確認するための、iOS 8用(iOS 8.1.2で動作確認)の通知センターウィジェット、NCRainRadar8というものを作りました。自転車、ハイキングなどの屋外活動を助ける用途を想定しています。
以前作ったもののiOS 8対応版です。
[JB]NCRainRadar7 − Yahoo! JAPANの雨雲ズームレーダーをiPhoneの通知センターに表示する
ステータスバーからスワイプダウンすればいいだけなので、自転車用のケース越しでもスムーズに確認ができます。
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通知センターウィジェットですので、ロック画面でも確認が可能です。現在位置連動で表示をするので、拡大率を高くしておけば、電車に乗車中に現在位置を確認するのにも便利です。
最初にNCRainRadarと、その前身であるNCAmeshを作ったときは同種の通知センターウィジェットは存在しませんでしたが、今はApp StoreにあるRainfall Radar、そして本家Yahoo!地図が同種の通知センターウィジェットを内包しています。
App Storeのものですので、Jailbreakをせずとも使えます。
Rainfall Radar
カテゴリ: Weather
販売元: Katsumi Kishikawa(サイズ: 12.4 MB)
全てのバージョンの評価: (0 件の評価)
Yahoo!地図 – 無料でナビや乗換案内が使える多機能な地図アプリ
カテゴリ: Navigation
販売元: Yahoo Japan Corporation(サイズ: 13.0 MB)
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通知センターから現在地周辺の雨雲の様子を素早くチェックできるiOSアプリ「Rainfall Radar」
App Storeにある通知センターウィジェットは、ジェスチャが使えないなどの制約を必ず受けますが、NCRainRadar8には地図内でピンチ操作ができるなど、制約外にあるがゆえのアドバンテージがあります。
App Storeに同種の通知センターウィジェットが登場したならNCRainRadarは不要かなと思ったのですが、WeeLoaderという通知センターウィジェットローダーが数年ぶりにバージョンアップしてiOS 8対応を果たしたということを @tom_go さんから聞き、ほとんど何もせずともNCRainRadar7がiOS 8対応できたので作ることにしました。(続きは[Read More]から)
雨雲を確認できる、いいサービスはなかろうかと探して見つけたのが、Yahoo! JAPANの雨雲ズームレーダー。
雨雲ズームレーダーは過去から現在のみならず、未来の雨雲の様子をも予測して表示できます。APIがあるので、NCRainRadar8はこれを利用しています。
雨雲ズームレーダーは、通常のアプリではYahoo!地図(Y!地図)で確認できます。
Yahoo!地図 無料マップ、旅行や観光に、レストラン・ホテルを簡単検索・ナビできるmap
カテゴリ: Navigation
販売元: Yahoo Japan Corporation(サイズ: 10.0 MB)
全てのバージョンの評価: (8,386 件の評価)
画面上のレイヤーボタンを押し、雨雲レーダーをオンにすれば地図上に表示されるようになります。僕はこの機能がとても好きです。
NCRainRadar8は、このYahoo! JAPANの雨雲ズームレーダーを通知センターに表示するためのウィジェットです。
NCRainRader8をインストールすると「設定>NCRainRadar8」が出現します。
Enableをオンにして初めて地図表示が位置情報連動となります。デフォルトではオフです。
Continuous Updateがオフの状態では最初に位置情報を地図表示に反映した時点で位置情報の使用を停止しますが、Continuous Updateをオンにすると、NCRainRadar8を表示している間ずっと位置情報の反映を続けるようになります。
表示からワンクッション置いて、地図は現在位置が中央になるはずです。
最新の表示位置がキャッシュされて、次回の初期値になります。
現在位置には赤い印が打たれます。
現在位置を中心にした地図、そして雨雲ズームレーダーが表示され、自動的に雨雲のアニメーションが開始されます。
現在時刻の約15分前から現在時刻、そして未来に向かってのアニメーションになっています。アニメーションの最後、即ち予測データの最後までいくと現在時刻の約15分前に戻ってアニメーションが繰り返されます。(この辺はmoyashiの実地試験の後に予告なく調整する可能性あり)
表示させっぱなしにしておくと、5分後にデータが新しいものに更新されます。
NCRainRadar8をジェスチャーで操作できるようにしたことにより、NCRainRadar8上をドラッグしても通知センターをスクロールできないデメリットが発生しています。
NCRainRadar8の左右の端のキワのところを上下にドラッグするとスクロールができます。
ピンチ操作、ないしは地図の左上にあるボタンを押すとズームレベルを変更できます。変更したズームレベルは次回表示時にも維持されます。
ダブルタップでもズームできますが、この場合はズームレベルが次回維持されません。
あまりズームしすぎると(言っても確認のしようがないけれどズームレベル15以上)雨雲ズームレーダーが表示されないので、雨雲が表示されないと思ったらズームアウトしてください。
地図上をドラッグすると、地図のスクロールができます。
設定のEnabledがオンの場合は、地図をスクロールしても、次回表示時には現在位置が中央になります。
現在位置とは無関係な表示位置の固定は、設定のEnabledをオフにするとできます。
画面右下のYahoo! JAPANのロゴをタップすると、
Yahoo!地図が起動します。
Yahoo!地図がインストールされていない場合はApp Storeに飛びます。
NCRainRadar8をインストールすると、登録可能な通知センターウィジェットとしてNCRainRadar8が出現します。NCRainRadar8の「+」ボタンをタップ。
好みで表示順を変えます。
NCRainRadar8は無保証、無サポートです。自己責任でお使いください。
いつもの New野良リポジトリ をCydiaに登録後、以下のリンクをタップしてインストールしてください。