iPhoneのカメラのシャッター音等を消音するSilentPatcher
2015/12/20
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2015/12/20
日本とカンボジアだけ、iPhoneのサイレントスイッチの位置を問わずカメラのシャッター音と、カメラの動画撮影音が鳴ってしまうようです。
それ以外の国では、サイレントスイッチを倒していると、いずれの動作でも動作音を伴うことはないようです。
「日本とカンボジアだけ勝手に盗撮大国認定かよ! 何基準だよ!ふざけんな!」そんな憤りを覚えることはありませんか。
カメラに限らず、スクリーンショット撮影でも音が鳴ってしまうのはいただけません。それぐらいは勝手にやらせてほしい。
というわけで、日本のiPhoneにおいても、カメラのシャッター音と、カメラの動画撮影音を世界標準に合わせるパッチを作りました。「SilentPatcher」といいます。(続きは[MORE]から)
もくじ
「既知の不具合」を見てください。
僕はiPhone4を持っておりません。予約もしていない状況です。
ユーザーの方から話を聞くところでは、「SilentPatcher (International)」が動き、「SilentPatcher (TrueSilent)」は4.0でも4.0.1でも「SilentPatcher (International)」と同じ動作をするということです。
「SilentPatcher (International)」はインストールするだけでは効能が無いように思うかもしれません。インストールだけして、サイレントスイッチを倒していない状況では。サイレントスイッチを倒せば、キーボードのタイプ音、アンロック音同様にシャッター音、録画音、録音音が消音されるはずです。
バージョンアップした0.2-1では、iPhone4でも「SilentPatcher (International)」、「SilentPatcher (TrueSilent)」いずれも期待した動作をするようになったと思います。
解説中で「サイレントスイッチ」なるものが頻出しますが、それは一体何なのか?
iPhoneの本体左側面、上部にあるスイッチのことです。人によっては、マナーモードのスイッチとして認識しているかもしれません。
液晶の中に表示されるソフトウェア的なスイッチのことではありません。物理的な「カチリ」と操作できるスイッチのことです。
SilentPatcherは、そのサイレントスイッチを操作することで、キーボードのタイプ音、アンロック音同様に、シャッター音、録画音、録音音まで消音するようにシステムの設定を変更するソフトウェアです。
New野良リポジトリから「SilentPatcher (International)」をインストールします。
インストールすると再起動を促されるので、再起動をします。
「SilentPatcher (International)」は、サイレントスイッチを倒しているときだけ、各種動作音が鳴らなくなります。世界標準です。
これには、カメラのみならず、ボイスメモも含まれます。
SilentPatcherには、SilentPatcher(TrueSilent)というものもあります。
これは、サイレントスイッチの位置を問わず消音するものです。が、動作環境が限られるようです。
自分ではiPhone OS 3.1.3+iPhone 3G、iOS 4.0+iPhone 3GSで動作を確認していますが、iPhone 3G+iOS 4.0.1、iPhone4+iOS 4.0.1という環境では、サイレントスイッチを倒していないと音が出てしまうようです。
原因を追求できる環境が無いので、対応できていません。
よって、SilentPatcher(TrueSilent)が意図した動作をしない環境では、サイレントスイッチを倒したときのみ消音されるものであるという前提で使ってもらうほかありません。
iPadでは動きません。iPhone 3Gでも、動作が想定したものと違うのかもしれません。
インストールは、いつものNew野良リポジトリから「SilentPatcher (International)」もしくは「SilentPatcher (TrueSilent)」で検索してください。
無保証、無サポートです。