iPhone 4SをiOS 5.1にアップデートすると電波状況の検知動作が改善される
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iPhone 4Sは、しばらくiOS 5で様子見するつもりだったんですが、をぢさんがこんなつぶやきをしていました。
有楽町線なう。iPhone4S/5.1、モデムファームウェアがウンコだったのが直っている印象。トンネルで繋がってるフリはしなくなった。圏外からの復帰もiPhone FW史上最速っぽい。電池の餅も良くなってる気がす。
— をぢ (@Woggieeee) March 8, 2012
@hitoriblog モデムはマジ。地下鉄最強。電池はも少し様子見ないとね
— をぢ (@Woggieeee) March 8, 2012
@hondamarlboro 脱獄と引き換える価値は個人的には十分あるかなと。
— をぢ (@Woggieeee) March 8, 2012
本当に、iPhone 4Sの電波状況の検知動作は具合がよろしくないんですよね。
僕がiPhoneを使うのはほぼ地下鉄の中だけなので、具合のよろしくなさが非常に気になっていました。(続きは[Read More]から)
僕がiPhone 4Sを使うようになるのとタイミングを合わせるように、沿線のトンネル内までエリア化されました。
iPhone 4Sだと、トンネルの中でも電波のインジケータがバリ5なので、最初はトンネルの中まで圏内になるし、iPhone 4Sの感度もいいようだし、素晴らしい! と喜んでいたんですが、トンネル内でバリ5であったとしても、実際にはほとんど通信できることはありませんでした。
本当は圏外なのに、それが検知できていないだけなのだ、ということにしばらくしてから気づきました。
地下鉄通勤族は、圏内/圏外が繰り返し訪れる中で、環境に応じたiPhoneの使い分けのリズムを意識していると思います。
しかし、圏内とも圏外とも分からないのでは、目隠しをされたのと同じようなもので、非常にストレスがたまります。
本当は圏外なのに圏内であるということにされてしまうと、各種アプリのネットワークアクセスがずっと終わりません。
ネットにアクセスしに行ったが最後、タイムアウトするまでアプリが操作不能になってしまうのです。
iPhone用地下鉄通勤最強Google ReaderクライアントはBylineからSylfeedへ | ひとりぶろぐ |
このようなストレスにずっと晒されていたため、をぢさんの言うように改善されるなら、確かにアップデートの価値はある! ということでiOS 5.1にアップデートしてみました。
前述の不具合は、モデムファームウェアの不出来によるものという説が専らでしたが、iOS 5.1にアップデートすると、モデムファームウェアのバージョンも2.0.10に上がります。
さっき地下鉄(東京メトロ/都営)で帰ってきたんですが、改善されているのは間違いありません。
これまでは、実際には圏外だろうが、ずっとバリ5の状態が続いていたのですが、アップデート後は電波の強弱をつかんでアンテナの本数が刻々と変わるし、アンテナ1本〜圏外〜検索中…〜アンテナ1本〜アンテナ5本と、クルクルと表示が変わっていくのが確認できます。
これまでとは全く違う動きです。
をぢさんの言うように、モデムファームウェア2.0.10のiPhone 4Sは、歴代のiPhoneの中でも、最もセンシティブかもしれません。
圏内表示のときにネットへアクセスすればきちんと動作をしますし、圏外表示のときにはアプリからオフラインであることが通知されて操作がキャンセルされます。
こんな当たり前のことが、こんなにも気持ちいいとは!
電池の持ちの点でも改善を感じますし、iPhone 4SをiOS 5.1にしたのは正解でした。