セブンカフェのアイスコーヒーを真空断熱水筒に注ぐと最強に具合がいい
2016/05/24
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2016/05/24
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ひとりぶろぐのmoyashi (@hitoriblog) です。
最近毎日飲んでるセブンイレブンのセルフサービスのコーヒー、セブンカフェ。
おいしくて素晴らしい。セブンカフェを使うようになってから、缶コーヒーと縁遠くなってしまいました。
しかし、欲というのは尽きぬもの。氷が溶けて次第に薄くなってしまうこと。カップが汗をかいて机がビショビショになってしまうことが気になっていました。
そこで、保冷性能のある水筒を使うことを考えました。真空断熱ステンレスボトルってやつですね!
果たしてセブンカフェの機械の中にはどんな水筒が入るだろうか?
まず確認したのは、機械の注ぎ口までの高さ。
おおよそ16cm。16cm以下の高さの水筒なら入りそうです。
物理的な制約が分かったところで、セブンイレブンがこうした行為を禁止しているのかどうかが気になります。
僕もいい大人なので、人からこんなことで怒られたくはありません。
セブンイレブンのカスタマーサービスに聞いてみました。
回答は以下のようなものでした。
特にカップ以外の容器に注ぐことを禁じていることはない。ただ、物理的に入らない容器というものがあるはずなので、そこは注意してもらいたい。
店の人間がびっくりするかもしれないので、断った上でやってほしい。
本部のセブンカフェのマニュアルで、販売しているカップ以外の容器を使わせないようにするというオペレーションはないようです。
ただ、フランチャイズ店ではその店の裁量もあるでしょうから、断られることもあるかもしれない。そんなところでしょうか。
前提としては、やっちゃダメということはない。それならお店の人に気軽に聞けます。
万が一ダメと言われても、退散し際に「でも本部は禁止してないって言ってたよ!」と捨て台詞で一矢報いることもできるというわけです。これはやはり、大人としての体面を保つ上で重要でしょう。
いずれにしてもカップを買うことになるわけで、ダメと言われたら店外で移し替えればいいだけの話ですしね。
id:imo758 いったん店のコップに入れてから移せばいいだろうとしか思えないのだが
まあそうなんですが、氷まじりのコーヒーはこぼす確率が高そうだなと。
後出の真空断熱水筒JNL-352の口の太さは缶コーヒーのショート缶ほどで、結構狙って入れないとこぼれます。特に、氷交じりのアイスコーヒーだと難度が上がります。こぼさないために直接注ぎたいのです。
豆粉砕からドリップまで一貫してできるNC-A56-Kマジオススメ。
ひとりぶろぐ » 工場萌え!?Panasonicの定番全自動コーヒーメーカーNC-A56-Kがいい感じ
家で作ったものを飲み干した後のことを考えてみてください。
(続きは[Read More]から)
お膳立ては整った。あとは、高さ16cm以内の水筒を買えばチャレンジできます。
近くの水筒取扱店でひときわ輝いていたのが、THERMOSの真空断熱ケータイマグJNL-352。軽さがほかの競合品より一回り違う。350mlのJNL-352が170g。
ちなみに、iPhone 4Sが140g。iPhone 5が112gです。
象印の競合モデルSM-KB36は保冷性能が少しいいようですが、50g重くて220g。
後述しますが、製品ジャンルとしては成熟していて、性能は争うのが不毛なほど高い水準を満たしています。
それだったら軽い方がいい。
THERMOSの真空断熱ケータイマグJNL-352のふたを取った、つまりセブンカフェの機械に入れる状態の高さを測ると145mm。高さ的には全然問題なさそう。
今回のチャレンジに適合した選択であるし、軽さが気に入って、THERMOSの真空断熱ケータイマグJNL-352を買いました。
この上のサイズに500mlのJNL-502、600mlのJNL-602がありますが、16cmを確実に超える高さがあってセブンカフェの機械には入りません。
まずは自宅でTHERMOSの真空断熱ケータイマグJNL-352の性能テストです。
JNL-352に冷蔵庫から氷を充填。1/2ほどの高さまで氷を入れました。さらにお茶を入れる。
チビリチビリ3時間ほどで飲み切ってしまいましたが、最後までキンキンに冷えた状態を維持。維持するどころか氷が溶ける気配がありません。
JNL-352を触っても全く冷たくなく、従って結露しない。置いた机が水でビチャビチャになることもない。持つ手が濡れることもない。
JNL-352内に氷を残したまま15時間経過。開けるとまだ氷が残っていました。
お茶が残っていれば、キンキンに冷えていたと思います。十分すぎるぐらいの保冷性能、断熱性能ですね。
@hitoriblog サーモスですね(^-^)/
— NORI (@inoriaki) August 27, 2013
真夏でも昼にスタバでいれたアイスコーヒーのアイスが24時ごろまで残っています。
溶けなすぎるので、氷少なめなどのオーダーをしています。
逆にホットの場合には冷めないので、氷を数個入れてもらいます。
氷が溶けなさすぎて困るというのも分かります。
セブンカフェでのテストに備えて、洗浄です。
真空断熱ケータイマグのボトルは、人の手が入るほどの太さではないので洗浄用のブラシを買いました。
スポンジタイプはカビが生えて衛生的でない。ブラシが先頭だけに付いているタイプは洗いが面倒そうなのでこれにしました。
Amazonのレビューにもありますが、抜くときにしぶきが飛ぶので注意です。
さて、いよいよ実行です。1軒目はアイスコーヒーのカップはR/L共に売り切れ(笑)。
2軒目は、アイスコーナーの冷凍ケースにセブンカフェのカップがありました。
溢れるかどうかを確認したいので、アイスコーヒーのLをチョイス。
場所によって、店員さんに注文してカウンターの奥からカップを出してもらう場合と、冷凍ケースから自分で取ってくる場合があるんですね。僕は店員さんに取ってもらう形式のお店にしか当たったことがなかったので、冷凍ケースに置いてある場合があるのを知りませんでした。
セブンカフェ、アイスコーヒーLのカップの会計を済ませてから切り出しました。
「持ってきた水筒にコーヒーを注ぎたいのだけど、セブンカフェの機械に水筒を入れてもいいですか」
その店員さんは、かなり戸惑いながらも、セブンイレブンのカスタマーサービス同様、水筒が入るかどうかの心配と、熱いので気を付けてくださいというアドバイスを口にしながらも、水筒に注ぐ許可をくれました。
JNL-352のふたを取り、機械に入れると、事前の調査通り高さ的に余裕をもって入れることができました。
氷入りのカップは、とりあえず脇に置いておきました。
氷をまだ入れていないので当然ですが、アイスコーヒーのLのボタンを押しても、溢れることなく注ぎ終わりました。
アイスコーヒーLのカップの氷を入れていきます。
氷を全部入れ切りました。
さあ、どうだ? おお! 氷を全部入れてJNL-352の容量ジャストです! 氷含めて350mlということですね。
カップは用済みなので、ゴミ箱へ。
THERMOSの真空断熱ケータイマグは、別に保冷専用ということでなく、暖かい飲み物も長時間アツアツのまま保つことができます。アツアツすぎ、冷めなさすぎて、困るほどとか。
アイスコーヒーの場合はセブンカフェの機械でコーヒーを注いだ後、氷を入れる手順が発生しましたが、ホットコーヒーの場合はそういう手間は必要ありませんね。ホット用のカップは、使わぬまま捨ててしまうことになりますが。
ひとりぶろぐ » セブンイレブンのホットコーヒーのLが真空断熱水筒に入るかどうか試してきた
ローソンでも試しました。
ひとりぶろぐ » ローソンのアイスコーヒーを真空断熱水筒に注いでもかなり具合がいい
ファミリーマートでも試しました。
ひとりぶろぐ » ファミリーマートに真空断熱水筒を持ち込んでアイスコーヒー注入に挑戦
JNL-352の持ち歩き方法に課題を残していますが、これで完全に缶コーヒーから卒業できそうです。
保冷性能が強烈で、キンキンに冷えた状態を維持できるのでアイスコーヒーが長時間おいしく飲めるという利点のほかにも、全く結露しないので、机や手が濡れないという利点もありがたい。
JNL-352はワンタッチオープンボトルなので、キャップを閉めておけば引っ掛けて倒してもこぼれないということもあって、仕事場、パソコン作業をする机に置いておくには、凄くいいものですね。気に入ったので600mlのJNL-602も買ってしまいました。
片手でキャップを開け閉めできるので自転車用途も考えていました。
JNL-352はボトルケージに入れるには少し太さが足りないものの、飛び出てしまうほどではありません。JNL-602はボトルゲージにぴったりの太さ。JNL-502は持っていませんが、JNL-352と同じ太さのようです。