Navitechサイクリングナビホルダーを使って自転車BROMPTONにNexus7を車載してナビとして使ってみた
2014/01/02
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2014/01/02
もくじ
Nexus7と自転車とを組み合わせることはできないだろうか?
そんなことを考え、Nexus7の車載のために買ったホルダーがこれ。
クランプ式(万力のようなホルダー)のものは衝撃で外れてすっ飛ぶので選べず、ケース状のものしか考えられません。
ケース状なら、万が一脱落して落ちたときにも、ある程度の衝撃や路面との擦れから本体を保護してくれます。
iPhoneではBM WORKS SLIM3を愛用。7インチタブレット用としては選択肢がほとんどない中、とりわけ値段が安く買ってみたNavitechサイクリングナビホルダー。2013年12月現在では、1,600円と激安。
モノが届いたので検品。内容物は、以下の3種。
NavitechサイクリングナビホルダーにはiPad miniは入りません。
以下の商品が唯一の選択肢のようですが、僕はiPad miniを持っていないので試していません。
どんな活躍をしてくれるでしょうか。サイクリングのついでに実地試験をしてみることに。日野で降りて多摩川方面へ。
自転車は、例によってBROMPTON。
ひとりぶろぐ » イギリスの折りたたみ自転車BROMPTON購入を決断した2本の動画
今回は、新しく買ったサドルバッグの実地試験も兼ねていてウキウキ。(続きは[Read More]から)
ひとりぶろぐ » 世田谷のLOROでリンプロジェクト BROMPTON用サドルバッグを買ってきた
多摩川の左岸は走ったことがあるので、今日は右岸を行ってみることに。
NavitechサイクリングナビホルダーをBROMPTONに取り付け。何となく、駅前で取り付けるのが恥ずかしい気がしたので、河原に来てからにしました(笑)。
マウントの構造は以下の写真の通り。ボールジョイントになっていて、回転させたり、角度を調整できたりします。ギザワッシャーを使うようになっていますが、なくしそうなので、東急ハンズ辺りで予備品をそろえて裏側にテープで貼っておいた方がいいかも。
本体の裏側は、こんな構造。三つ窪みがあります。マウントの固定具部分左右にある、二つあるツメを窪みに差し込んでスライドさせると、マウントの固定具中央にあるロック用のツメが、本体中央の窪みにカチンと引っかかってロックされる仕組み。付け外しはワンタッチ。
Navitechサイクリングナビホルダーは、いろいろなタブレットに対応させるために、厚みがある作り。透明な窓の方にNexus7の液晶面を近づけるにはスペーサーを入れる必要があります。厚いもの1枚、薄いのを1枚入れました。
サイズがNexus7にはやや小さく、ファスナーを閉じるためには、Nexus7を厳密に中央に置かなくてはなりません。その位置出しが結構難しい。短辺方向には余裕があるものの、長辺がギリギリな感じ。
取り付けには、MINOURA アクセサリーホルダー SGS-300Sを使用。横位置ではMハンドルの間に収まらないので、後傾させてハンドルとの干渉を避ける。
ちょうどセンターに取り付けられ、一見格好はいいのですが、乗車ポジションでは前に倒れすぎで、上から覗き込むようになってしまいます。映画館の変な席で映画を見るかのよう。また、前に倒れていると、立ち漕ぎをするときの邪魔にもなります。
これは縦に取り付けるしかなさそうですね。
後で、縦に取り付けてみましたが、これなら問題ありません。同時に、ライトの取り付けも可能。
なぜ現地で思いつかなかったか。高さがあるので、目に近くて見やすい。
縦位置なら、ちょうど、BROMPTONのMハンドルの間に入ります。
Nexus7の電源ボタンは本体右側面(縦位置基準)に付いています。MicroUSB端子は本体下側に付いています。Navitechサイクリングナビホルダーに入れた状態でも、その両方にアクセスしたい。しかし、ファスナーで閉じる都合上、そのどちらかを諦めなければなりません。電源の外部供給は重要課題なので、ファスナーはMicroUSB端子の位置で、という結論になるでしょうか。
電源スイッチの方は、「設定>ディスプレイ>スリープ」を30分に設定して、30分に1回操作することを忘れないようにする、という対策しかなさそうでしょうか。
しかし、ここで大問題発生。Navitechサイクリングナビホルダーに入れ、透明な窓越しに液晶にタッチするも反応しない。開いて直接タッチしてみると大丈夫。たまに反応することがあるものの、非常に不安定。
家で試したときにはNavitechサイクリングナビホルダーに入れた状態でも大丈夫だったのですが、何がいけないんでしょう。寒さゆえ、スマートフォン対応の手袋をしているのがいけないのかと思い、手袋を外してみても反応が鈍いのは変わらず。
結局、操作の必要があるときはNavitechサイクリングナビホルダーを開いてする、というダメな感じで、この日はやり過ごすことに。
こりゃ、ダメダメだぁ。
家に帰ってから諸々要検討。
多摩川の右岸は、合流する浅川の中州でサイクリングコースが途切れていたりでコース取りが面倒。浅川を走ったり、桜ヶ丘カントリークラブの辺りの丘をのぼったりで結構大変! あまり自転車の姿を見ないわけだ。
府中四谷橋を通過。
それなりに楽しんでサイクリング。
7インチの大画面でナビをすると、周辺まで見えてなかなかいいですね。
タッチしても反応しないことがあるのでは根本的にどうしようもない、ということで、耐候性は諦め、透明な窓をくり抜いてみました。どうせ、耐水性はないし。
窓をくり抜いたのなら、窓に近づけるために入れていたスペーサーは不要ということで外してみると、キツかったファスナーがスルスル閉じられるように。
こんな感じのことが起きていました。
スペーサーを抜くと、Nexus7が上図のようにNavitechサイクリングナビホルダーの中央に位置します。窓からは奥まった位置にあるので、くり抜いた窓側を下にして地面に落下しても、地面が平らならまず助かりそう。
窓をくり抜いたので、下掲の写真のように指を突っ込むと、ファスナーを閉じていても電源スイッチにアクセスできるように(笑)。両手でつかんで、側面から強く押すというのでも電源スイッチをオンできました。
窓をくり抜いたら、いいことだらけでした。
ということで、窓をくり抜くことを前提に、Nexus7でもまずまず使えるホルダーだということが分かりました。これで1,600円(2013年12月現在)なら全然アリじゃないでしょうか。
少なくとも、クランプ式(アームで掴むタイプ)より断然いいといえます。
使うアプリについては、目的地へのナビということなら、自転車NAVITIMEが使えますね。
自転車NAVITIME
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オフラインでの動作が必要ならMapFanが。ただ、僕の環境(Nexus7 2013 LTE Android 4.4)では落ちまくりです?
MapFan for Android 2013 1.0.2
カテゴリ: 交通
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聖地巡礼マップを参照しながらの聖地巡りならロケスマが使えます。Google Mapsのマイマップとして公開されているKMLのURLをダイレクトでインポートできます。
ロケスマ 2.2
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以下の要件を満たしたアプリを探しているのですが、なかなかいいのがありません。
以下の見るだけマイマップは1と2はできますが、それ以降のものができません。
見るだけマイマップ
カテゴリ: 旅行&地域
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純正Google MapsのAndroid版に以前はあったマイマップ機能。じきに復活するというアナウンスがあったものの、結構前の話ですし、Google Maps Engineへの移行が推奨されているようなので、もうなさそうでしょうか。
ロケスマはKMLをインポートできますが、地点情報だけで、ルート情報はインポートできないようです。
いいアプリがあったら教えてください。