400-TOY037LED − USBバッテリ直結型ズーム機能搭載強力LEDライトを買ってみた
2014/06/14
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2014/06/14
もくじ
USBバッテリを電源にして動作する強力LEDライトが好き。あわよくば、自転車のヘッドライトにしたい。
以下のエントリで紹介している1,200ルーメンの中華ライトが現時点における最強なのですが、USBバッテリ直結型の製品が複数あることに気付き、試しているところです。
ひとりぶろぐ » USBバッテリで1200ルーメン5時間点灯、夜間自転車走行が快適!CREE XML-T6搭載USBタイプLEDライト
最初に試したUSBバッテリ直結型が、イケショップオリジナル3W LED USBスポットライト。
ひとりぶろぐ » USBバッテリを電源にして点灯するLEDライト「3W LED USBスポットライト」を自転車に搭載してみた
ひとりぶろぐ » 自転車用にと買ったUSBバッテリで動作する「3W LED USBスポットライト」をパワーアップ改造してみた
そして、今回試したのがサンワダイレクトの400-TOY037LED。こちらは、イケショップオリジナル3W LED USBスポットライトにないズーム機能を有するのが特徴。
動画を作ってみました。いっぱしのフラッシュライトぐらいの明るさがあることが伝わるでしょうか。(続きは[Read More]から)
400-TOY037LEDはズーム機能を搭載。アルミ製の本体の下半分に、樹脂製のカバーが被さるような構造になっています。
本体部分を伸び縮みさせてズーム率をコントロールします。最大に広げた状態では、テントからぶら下げるランタン的な使い方ができますね。
樹脂製カバーの後端にUSB端子。
cheero Power Plus 2に直結するとこのような感じ。電源スイッチはないので、挿したら光り、抜いたら消えます。
USB延長ケーブルを間に入れて使うこともできますね。
サンワダイレクトの400-TOY037LEDの横に、イケショップオリジナル3W LED USBスポットライトを横に置いてみました。ズーム機構がない分、イケショップオリジナル3W LED USBの方が小さい。
レンズ部の作りもかなり違いますね。
サンワダイレクトの400-TOY037LED(左)と、イケショップオリジナル3W LED USBスポットライト(右)の違い。デジカメの露出はかなりマイナス補正して、飽和しないように撮影しました。実際は、白が飛んでしまうぐらいには明るいです。400-TOY037LEDのズーム率を、3W LED USBスポットライトに大体合わせてみました。
3W LED USBスポットライトの方はパワーアップ改造していますが、ノーマルの400-TOY037LEDと明るさは大差無し(笑)。やや改造3W LED USBスポットライトの方が写真にしてみると明るいように見えますが、公称1W(400-TOY037LED)と3W(3W LED USBスポットライト)ほどの差は見受けられません。
お目当ての、自転車への取り付けです。Amazon最強フラッシュライトマウンタ、ラバー ライトマウントで問題なく取り付けられました。
USB端子、ケーブルはむき出しになりますので、耐候性はありません。
USBバッテリは、Roswheelのフレームバッグ(トップチューブバッグ)を使って積載。
上掲の動画を見てもらうと分かる通り、cheero Power Plus 2内蔵のLEDライトとは全然比較にならないほどの明るさがあります。
一方、400-TOY037LEDと改造3W LED USBスポットライトとの明るさの差は僅少。改造なしだと、恐らく400-TOY037LEDの方が明るいはずです。
よって、デザイン、大きさの点で何か思うところがなければ、3W LED USBスポットライトをあえて買う必要はないといえます。
400-TOY037LEDの明るさは公称48ルーメンで、自転車で普通に走る分にはちゃんと役目を果たすぐらいです。
しかし、100ルーメンを超える自転車用ライトが普通にある中で、明るさを主張するほどではないレベル。
僕の持っているBlackburn SCORCHのローモードと、どっこいどっこいぐらい。
400-TOY037LEDのズーム機能が自転車で役に立つかどうか? 元が48ルーメンだと広げてしまうと明るさ的に辛くなり、3W LED USBスポットライトと同じぐらいのズーム率にセットしてちょうどぐらい。ゆえに、自転車用ライトとして見ると、ズーム機能にはあまり意味がありません。
中華ライトはローモードでも580mAぐらい食うのに対し、400-TOY037LEDは390mA〜410mAと消費電流が小さいので、iPhoneへの給電も同時にやる10,000mAhのバッテリでも心もとなくなるケースでは、パワーマネージメント上の意味は出てくるといえます。
自転車のことを置いておくと、USBバッテリを携行している人が400-TOY037LEDをカバンに一つ入れておくのは全然アリではないかと思います。役に立つ場面はあるでしょう。