旧型KP3と新型KP3Sとの比較

KINGROON KP3Sの先代にKP3というモデルがあった。

既に旧型・KP3は買うことが困難だが、どう変わったかを知りたい向きもあると思うので、新型・KP3Sと旧型・KP3との比較を試みた。

筆者は旧型・KP3のことをあまり知らないが、旧型・KP3にも新旧あり、新しいKP3と古いKP3とではヘッドの部分に違いがあり、後期型は改良されていたようだ。

-KP3初期KP3後期
ノズル規格V5 V6互換MK8
ホットエンド規格MK8
ヒートシンク
ファン
4010
(軸流)
4010
(軸流)
パーツクーリング
ファン
なし(共用)4010
(ブロア)

さて、本題の旧型・KP3と新型・KP3Sとの比較になるが、表にまとめたような感じだ。間違いがあったら指摘いただきたい。

  • エクストルーダー構造: ボーデン → ダイレクト
  • X軸: Vスロット → リニアガイドレール
  • マザーボード: MKS Robin Mini → MKS Robin Nano
  • ステッパードライバー: A4988(騒音) / 半田付け → TMC2225(静音) / 交換可能なソケット
  • 3D Touch: 非対応(MKS Robin Miniに端子がない) → 対応

旧型・KP3にはうるさい3010ファンが採用されておらず、ファンは比較的静かだが、交換不可能なステッパードライバーA4988のピロピロ音がうるさい。

新型・KP3Sはステッパードライバーは静音タイプのTMC2225だが、うるさい3010ファンが2個も搭載されており、あまつさえ交換を困難にするマウンター一体型の鉄の囲いがホットエンド周辺にある。

この辺は痛み分けといったところか。

しかし、旧型・KP3のA4988半田付けというのは痛い。しかも、新型・KP3Sと比較して本体のスペースが小さいのでMKS Robin Nanoへの交換はカバーを外さないと無理。これはなかなかのマイナスポイントだ。

新型・KP3Sは鉄の囲いに邪魔されながらも静音化の改造パーツが出来ているので、綺麗に解決が可能だ。

旧型・KP3のヒートベッドは160度まで昇温可能というカタログスペックになっていたが、特に新型・KP3Sと変わりないものと思われる。

旧型・KP3がABSに非対応である理由もまたなさそうだ。

image alt
-旧型・KINGROON KP3新型・KINGROON KP3S
価格約18,000円約20,000円
ビルドスペース
(WxDxH)
180 x 180 x 180180 x 180 x 180
動作電圧/消費電力24V/240W24V/240W
フィーダーMK8MK8(初期)
Titan(現行)
エクストルーダー構造ボーデンダイレクト
対応素材PLA/Wood/TPUPLA/Wood/TPU/ABS
X軸Vスロットリニアガイドレール
Y軸リニアガイドレールリニアガイドレール
Z軸1モーター
Vスロット
1モーター
Vスロット
フレーム板金
Z軸4020押出材
板金
Z軸4020押出材
ステッパードライバA4988
(半田付け)
TMC2225
(ソケット)
静音ドライバ
ノズル規格MK8V5 V6互換
ホットエンド規格MK8独自
ヒートシンク
ファン
4010
(軸流)
3010
パーツクーリング
ファン
4010
(ブロア)
3010
ノズルヒーター消費電力50W50W
ノズル温度〜260℃〜260℃
ヒートベッド温度〜160℃〜110℃
マザーボードMKS Robin Mini (32bit)MKS Robin Nano (32bit)
USBポート
(USBシリアル)
ベースファームウェア
G-Code体系
Marlin系Marlin系
Marlin入れ替え対応2.x最新版対応2.x最新版対応
重量6kg6kg
サイズ320 x 275 x 370280 x 285 x 370
オートレベリング対応非対応対応FW入れ替えで標準対応(別売)